2019年オークス(回顧)

はじめに

遅くなりましたが、2019年オークスの回顧になります。

 

結論から言うと◎カレンブーケドールから的中して脳内お花畑でした。

回顧というフラットな観点で見ないといけない領域では邪魔なので、少し時間を置いてからした次第です。

 

ではいきます。

 

予想記事はこちら↓

 

www.tpws777.net

 

(前3F35.1〜後3F35.3)

(前5F59.1〜後5F59.2)

ミドルペースの平坦戦ということになりますが、前半から前が忙しく、後半の本来芝2400mであれば加速するところで加速せず、持続力が試されたレースでした。

 

そして、数字以上にキツイのが有力馬であるコントラチェックだけでなく、

ダノンファンタジー、クロノジェネシスがしっかり先行したことで前方のレース摩擦が強くなってしまったこと。

 

予想記事でも書きましたがそうなればやはり走れる資格のある馬は、

 

展開破綻した際にしれっと入ってこれるタイプ、強いレース摩擦を好む馬、単純にポテンシャルの足りる馬。

 

だったわけです。

 

各馬の回顧

1 着 無ラヴズオンリーユー

気の良さ、闘争心

 

展開破綻した際にしれっと入ってこれるタイプ

 

今までぬるいレースしかしてきていないので格上げ、頭数アップ、多頭数は初めての経験で、気の良さで走るこの馬にとっては楽→苦の臨戦でこの人気であればリスク背負えないと判断し買えませんでした。

 

気の良さ主体ではあるので、前の強いレース質から逃れながら破綻した後に突っ込んできた。

やってることは福永戸崎三浦と変わらないですが、ここで勝ち切らせる破壊力をもたらすのがミルコデムーロという男。

アドマイヤマーズのNHKマイルもそんな感じでしたよね。

 

馬個体としてもディープの初重賞かつ超高速馬場のお陰でスピード系の母父ストームキャットも活きたし、

ぬるいところ使われてきたにしては最後のカレンブーケドールと併せた時は、ディープの鮮度込みですが意外と精神面の強さはあった印象。

 

これがトライアルで見れていればな、、、

と思うばかりです。

 

ただ展開面、馬場、鞍上、色々な要素が噛み合って勝った感も強いので、特別に強い馬だとは思いません。

鮮度ディープだな〜、って感じ。

 

2着 ◎ カレンブーケドール

集中力

 

強いレース摩擦を好む馬

 

レース摩擦の強い前へ行き展開破綻に巻き込まれず2着を確保できたのは、

集中力タイプがゆえの勝負根性や混戦適性、ディープ産駒の鮮度、母父スキャットダディの高速適性、そして今まで真剣に走れなかった環境が多かった中で、脚を余さないツムツムの神騎乗。

 

もちろん鮮度ディープではあるのでここで鮮度使ってはいるものの、集中力頼って走れるので古馬になってもアルアイン的な馬になれると思う。

 

しかしミスターメロディといいスキャットダディってのは、集中力タイプが出るんかね。

 

3着 ▲ クロノジェネシス

闘争心集中力

 

単純にポテンシャルの足りる馬

 

しっかり先行してきて、この馬なりにやれることはやった印象。

今回の1.2着馬のような鮮度持ちのディープかつ馬場バイアスも向く血統が相手なら、やっぱ厳しいのはわかる。

ただ、差し引いても完成度のアドバンテージがなくなってきている。

 

秋、トライアルでいきなり◎とかは打てないタイプ。

 

4着 無 ウィクトーリア

闘争心気の良さ

 

やっぱ走ってきた。

フローラの勝ち方が異常で、連荘期かと思ってましたがやはりそうでした。

ただ、いきなりプツリと切れることもあるのでこれも休み明けいきなり◎とかはダメなタイプ。

 

5着 注 ダノンファンタジー

気の良さまとまり

 

鮮度ない中でよく走ったと思います。

気の良さであったりまとまってるからこその芸当で鮮度依存ディープなら多分もっと走れてないかと。

 

6着 無 シャドウディーヴァ

 

前走が走れる臨戦で今回は解放度が低かった。

その前走も"走れた"というより"走りにいった"馬なので、前走は単純に力負けです。

今回もそもそも足りてない。

 

今回はその臨戦的には引っかかる中、キツイ流れの前〜中団でここまでやれているので、

ハーツとしては精神力が強いタイプなんだと思います。

距離延長短縮や内枠東京替わりとかあればどこかで出番はあるかもです。

 

7 着 無シェーングランツ

 

適性外の阪神から東京替わりで前進あり。

桜花賞揉まれまくって凡走→外枠替わり、とか、何かの後押しがあればここでももう少し走っても良かったしレース数使いすぎ。

豊さんは上手く乗ったと思う。

 

8着 無 アクアミラビリス

 

馬体重戻してきてやはり前進あった。

この馬も雑感としてはシェーングランツのイメージ。

この2頭は次走格下戦外枠とかならおもしろいかもですね。

 

9着 ○ コントラチェック

 

自分本位な馬な分、摩擦が強い前で好走しきれなかったにしても鮮度持ちのディープにしてはやられすぎではないでしょうか。

脆くはないけど精神力に欠けるイメージで、

東京よりは闘争心問われる中山とか福島の方がいいような気がする。

 

実はサートゥルナーリアもこんな感じなのかと密かに願っている。

 

11着 無 エールヴォア

 

これもなんとなくコントラチェックに似ていて、摩擦の強い前行ってやられた辺り精神力に乏しい。

 

12着 無 シゲルピンクダイヤ

 

ちゃんとストレス出ました。

チューリップ〜桜花賞の流れが強すぎるので、ここで吐き出してトライアル微妙に負けて摩擦の強い秋華賞で爆発してほしい。

桜花賞で解放しきっていた場合は知らん。

 

16着 ☆ フェアリーポルカ

 

ここは走れて当然かと思っていたけど、

ここまで負けるということは前走4番人気5着とストレスなしに見えて、ポテンシャルを証明するのにストレス溜めてしまったパターンですかね。

これはよくわからない。

でもよくわからない凡走って概ねストレスですから、そういうことなんだと思います。

 

まとめ

 

個人的になかなかいい予想が出来たと思っていますが、ラヴズオンリーユーを買えなかった事が悔しいです。

でもトライアルでここまでの馬だとわからない中で評価するには期待値的にやっぱ無理です。

 

映像から見抜く目をより養わないといけないと痛感しました。

 

次走注目馬

コントラチェック

トライアル使うなら格下逃げショックで大爆発!紫苑Sとかどうでしょうか!

 

最後まで読んで下さってありがとうございます!