2019年ヴィクトリアマイル(考察)
はじめに
2019年ヴィクトリアマイルの考察になります。
東京芝1600mで行われる牝馬限定G1で、ご存知の通りかなり荒れ模様。
というのもこのレースはリピーターレースでして、リピーターレースだからということで直結する話ではないのですが、、、。
個人的にはリピーターレースというのは2種類あると思っております。
①新潟千直や芝1400mなどの、特殊な条件で施行される反主流レース
②闘争心に頼らず、気の良さや集中力など自分の競馬に徹した馬が強い主流レース
※主流レースというのはG1が施行されがちな芝の中長距離(1600m〜2400m)
反主流はそれ以外、ここでは軽く触れる程度にしておきます。
何が言いたいかと言うとヴィクトリアマイルってのは②に属するリピーターレースで、
「自分の競馬に徹した馬が強いレース」
なんだと思います。
なので血統や戦歴から見るローテがその馬にとって前進が見込めるのかをまず前提に、そこに考えれるレース質がハマりそうな馬を◎として選びたいと思います。
各馬考察
ラッキーライラック
きょうだいは気の良さ系の馬も多く母のライラックアンドレースに寄ったのか、それとも独特な牝馬のリズムからくる戦歴なのか。
どっちかわからんが、言いたいこととしてはオルフェっぽくない。
前走はその前中山記念を頑張り過ぎたことでストレスを抱えた臨戦。
秋華賞→中山記念、G1→G2の単純に格下げでなくて格上げ。
短縮逆ショック、鮮度と使えるもんは使った。
その反動が出るのが当たり前でここまで負けてくれたことで今回は買いやすい。
ただエポカのダービーみたいに中山記念で使えるもの吐き出し切った結果ならば、オルフェの気持ちが切れていてもおかしくないので過信は禁物。
アエロリット
見事なクロフネ感、そしてネオユニヴァース的なしぶとさも。
苦から楽に反応しているので前走アメリカG1で長時間の輸送、合わない芝、ここで苦を味わった。
だとしたら国内のクロフネの庭とも呼べる府中マイルへ替わるのとはかなりの楽しかないのでプラス。
レッドオルガ
府中成績がパーフェクト!
そして母エリモピクシーはの仔は府中マイルでめちゃくちゃ強い!
鮮度ディープ!
不動の軸!
ツイッターでも触れましたが、こんな浅い見解で自分の可能性を殺したくない。
そこで府中マイル適性とは何なのか考えてみた。
端的に話すと、広いコースで他馬との摩擦も薄く致命的な不利も起こり辛い高速瞬発力勝負。
要はレース質が軽いのです。
父がディープでより軽さを求めていますし、レース質が重くなればいらない馬。
(まあ今は鮮度あるからそれなりにこなしますが。)
しかし今回このミエミエの人気になってしまったことで、強くなるマークや鞍上のプレッシャーによりこの馬にとってのレース質が、相対的に重くなってしまいそうな予感。
実際クラレントもレッドアヴァンセもレッドヴェイロンも今想定される人気では走れなかったと思ってます。
エリモピクシーとは先週のNHKマイルのケイデンスコールのような人気薄で人馬共にノンプレッシャーの状態でこそ走れる一族と、ヤマ張ります。
なので馬券的にはヒモぐらいがちょうどいいかと。
ミッキーチャーム
闘争心の馬で秋華賞で解放しちゃった分休み明けでツケ、でもその次で巻き返してはきているけど秋華賞で解放し過ぎた分、闘争心タイプのバイオリズムが乱れ始めていないかが心配。
一応不安定な時期になっても全く走れない訳ではないので前走走れた訳で、普通に反動出てもおかしくない。
鮮度ディープでもこれは食指が動かない。
プリモシーン
休み明け、格上げ、ゆとりローテ、この辺で反応見せるから気の良さ系。
ストレス抜けた前走はまさにメイチ条件。
初の古馬混合G1というディープの鮮度もある。
格上げが心配ですが、外枠でレース参加せず後方待機と鮮度で誤魔化せるならば、
こういうタイプのいっくんはマジで持ってくる。(3着に)
カンタービレ
まとまりディープ。
オークスのようにどこかでストレス吐き出せばまた走れると思うので、前走それなりにまけたここはディープの鮮度もあり買いのタイミング。
後は相手関係から見るレース質がこの馬にとってどうなのか。
フロンテアクイーン
まとまってますねえ。
ただ人気なりに走り過ぎているのと、前走5番人気勝ち切ってしまったのでストレスが気になる。
デンコウアンジュ
今は気分屋の馬が気分が乗ってきた状態。
前走勝ち切ったことでまだストレスはマシなのかもしれませんが、いつ気持ち切れてもおかしくないくらい近走が走れ過ぎている。
穴資質はあると思う。
まとめ
今回見た8頭の中ではアエロリットが最も買いたいですが、どれもトントンです。
もっと人気ない馬から期待値追っかけて買おうかと思います。
最後まで見てくださってありがとうございます!