2019年NHKマイルカップ(回顧)

はじめに

2019年NHKマイルカップの回顧になります。

 

やや前傾の瞬発力勝負で、僕が予想していた集中力が問われる強いレース摩擦のレースとはなりませんでした。

馬券も残念ながら外れました。

 

 

予想記事はこちら↓

www.tpws777.net

 

回顧

1着 無 アドマイヤマーズ

 

この馬に関しては馬というよりまずは鞍上の力。

並みのジョッキーならば勝ち鞍である朝日杯のイメージで臨み前につけてしまうのですが、短縮+差しに回るへの位置取りショックで馬が反応、流石ミルコとしか言えない。

正直前につけていたらポテンシャルだけで走れて掲示板確保くらいだったと思うな。

 

ショックへの反応と今回のレースの質を考えると少し精神力はある。

前走は最後まで踏ん張ってはいたし、負けたのにここでしっかり巻き返せてることからも、

気の良さが表に出て、裏には精神力がある形ですかね。

集中力に寄りすぎていたら前走から実質相手が弱くなる中ではここまで走れてないし、闘争心と精神力を両方薄く持ってる感じ?

 

血統的な話では量や体力が豊富でトライアル感が相対的に薄くなってしまってダイワメジャーって括るにはちょっといい馬過ぎるからこの時期までしか走れないダイワメジャーと思わない方がいい。

 

とにかく、ミルコおめでとう!

 

2着 無 ケイデンスコール

予想記事の時に書いた一文がこちら。

 

「レースの全く蚊帳の外から突如レースに参加する馬。」

 

まさにケイデンスコールのことで、ケイアイノーテックしやがりましたね。笑

レース摩擦の薄い新潟2歳Sの勝ち馬でレース摩擦強い朝日杯でボロ雑巾にされたことからも本質はめちゃくちゃ軽い馬。

一応前走からの格上げ戦でしたが、前走が休み明けのキングマンボ系の凡走は止むなし、ノンストレスでVラインの馬だったから評価はしていたんですが、そもそもの重いレース質と見ていたので前日の雹に振り回されてどうしても買えなかった。悔しい。

ただわかることはレース摩擦が強くなるレースでは今回みたいに大外一気とかじゃはいと走れない馬なので、ゆとりローテ組んで関屋記念とかで買いたいね。

 

3着 無 カテドラル

はい、ハーツの反動お疲れ!!!

と思って即消した馬。

 

レース映像を何回も見直した持論になりますが、この馬は京成杯までは基本的に気の良さ系なんですよ。

 順に見ていくと、、、。

  • 新馬は自分より弱いメンバーに対し先行して気分良く勝ち。
  • 野呂菊は逃げショックで逃げ切り勝ち。
  • 東スポ2歳はハーツなのか野呂菊で解放した分の反動。
  • 京成杯はラストドラフトが勝ったあたり集中力が問われたレースで、一般的なハーツで延長逃げショック使えばノンストレスでしたから耐えれた局面。なのにラストドラフトに並びかけられた途端折り合いが怪しくなり垂れ出したから、他馬との関係を気にしたのではないかと。
  • で、次が問題のアーリントンCなんですが多頭数の大混戦の中で最後方からニシノカツナリと併せてぶっ刺さってきて2着。

ここでは気の良さの馬の挙動じゃなくなっていて闘争心的強さを感じた。

でも多頭数で道中の折り合いには苦しんでいる様子で、正確には追い出されてから闘争心的な馬になってます。

短縮と後ろへの位置取りショックによる活性化と、シュタルケ騎手への乗り替わり。

乗り替わる前は誰が乗ってましたっけ?

 

そうです、着付けゴッドの福永騎手です。

 

彼が付与した優しさが本来あるべきカテドラルの姿を邪魔していたとしか考えられない。

 

長くなりましたが、シュタルケ騎手によって本来の闘争心溢れるハーツとなったカテドラルにとって東京替わり、相手強化、少し前に行く位置取りショック、どれも歓迎のクチ。

 

そしてびっくりするのがアーリントンの直線まで他馬との関係を気にしてモゾモゾしてた馬が、あり得ないことにめちゃくちゃごちゃついたNHKマイルカップの馬群を割りました。笑

連続マイナス体重で走れたのも闘争心からくるものだと思われる。

 

福永の罪は重い。

 

4着 ◯ ダノンチェイサー

鮮度あるまとまりディープ。

まあこんなもんですよね。

 

5着 ▲ グランアレグリア

鮮度薄れてきたディープ。

脆さはやはりあって道中苦しそうだった。

これからは休み明け相手弱体高速馬場の馬なんじゃないですか。

激流の秋華賞とかすぐ沈みそう 笑

 

6着 ◎ ヴァルディゼール

集中力が問われるレース読みだったので、そうならない馬場だとこの辺かな。

ただそういうレース質でなくここまで走れてるのでそんな弱くもないし相手強化の叩き2戦目で反応してるから、まだまだ見限れない。

 

8着 注 トオヤリトセイト

大混戦の集中力タイプが福永騎手の無難騎乗でワンチャン複勝圏狙いだったので、なんで勝負に行くのか?と疑問を抱きながら見ていましたが、おっ!と思う瞬間がありました。

そもそもの人気考えたら大健闘ですし、またどこかの大混戦で狙ってみたいところ。

 

12着 ☆ プールヴィル

これだけ使われ激走し、マイナス体重なのに自ら命削りに行く前に行ってはダメ。

 

まとめ

ダラダラとすみません。

 

個人的にはカテドラルの芸術的な昇華具合が身に沁みたNHKマイルカップでした。

アドマイヤマーズもかなり強い。

 

ケイデンスコール系の穴馬は今後もきっとどこかで現れるからしっかり狙いたいですね!

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!