2019年日本ダービー(予想)
3強について
3強の考察はこちら↓
サートゥルナーリア
ダノンキングリー
ヴェロックス
3強、、、。
この言葉、、、いい響きですよね。
圧倒的な3頭の強者がまるでレースを支配しているような。
ただ、そんなものは皐月賞のゴール前だけの話ではないでしょうか。
そもそも皐月賞の時点では1強でしたよね。
メディアが作った3強の雰囲気に、予想する僕たちが飲まれていませんか?
オッズを見て3強はやはり外せないと、思い込んでいませんか?
この雰囲気、レースを動かしそうな原因になりそうで、たまらなく楽しいダービーとなりそうです。
レース質について
メンバーと枠順見た時にパッとしない、
というのが今年のダービーの僕の率直な印象でした。
横並びの混戦、こんなイメージです。
実際は混戦なのにこの3強という圧倒的な雰囲気で本質とのズレ、
コレを上手く利用してやろうと思います。
まず、逃げる馬。
これはリオンリオンで大丈夫でしょう。
若手であればやることやらないと次がないのもありますし。
同じく逃げれそうなロジャーバローズは浜中は行かなくてもいいけど、
って感じでもありますが積極的な騎手なのと、
隣が悲願のダービー出走の竹ノ下騎手でこれも前走逃げた馬。
序盤は意外に競り合いになってもおかしくない。
そして圧倒的な圧を持っている3強では早めに動くであろうのが川田のヴェロックス、
マークするレーンのサートゥルナーリア、
それを見て後出しの戸崎のダノンキングリー。
勝負所は意外と早く縮めた3Fの瞬発力勝負というより4F〜5Fのロンスパ勝負なんじゃないかなと。
それでいて動きが早そうなこの3強が圧倒的な圧を持っているので、前にいる馬は精神力が強くないと掃除されてしまう可能性も。
ワンピースに例えるならば、覇王色の覇気を持っているやつらの前では精神力の無いものは倒れる、ということです。
つまり、3強の圧が前にあり前の馬はそれに耐えないといけない。
そして、その圧を突き破れるのは精神力。
剣よりも槍的な1点突破タイプ。
印
◎10クラージュゲリエ
○12アドマイヤジャスタ
▲7ダノンキングリー
☆11レッドジェニアル
注6サートゥルナーリア
♡9ニシノデイジー
見解
◎10クラージュゲリエ
集中力まとまり
キングカメハメハ×タニノギムレット
父、母父ともにダービー馬でありダービーを走る資質はある。
前走皐月賞では14番人気の5着であり、これを人気以上の激走と見た時には買ってはいけない馬。
しかし、共同通信杯4番人気3着からの皐月賞14番人気というのがいささか謎であり、
これはただの過小人気であればそこまでの激走ではないし、むしろ馬体重をしっかり絞ってこれなかったので集中力タイプとしては力を出せなかった状況下。
皐月は裏に持つまとまり感で持ってきた5着。
つまり馬柱から見た目以上にストレスは軽いものと見ます。
今回精神力を問われるレースでそれを発揮できる、環境になれば今度こそ激走の予感。
まずは馬体重を絞ってきてほしい。
タニノギムレットの血よ、爆発したまえ。
○12アドマイヤジャスタ
集中力 まとまり
ジャスタウェイ×エリシオ
この馬は評価が分かれると思います。
気の良さも闘争心も見えなくもないですが、
集中力タイプで裏でまとまる、と見た時に自分が最も腑に落ちました。
新馬とすみれSの取りこぼした感と、
周りに馬を置けた時のリラックス感は集中力系の雰囲気に見て取れます。
だったら何故皐月賞走れないの?と。
この馬は出遅れが基本スペックです。
出遅れから位置取れずに回ってきただけですが、最後はあの4角の位置から上がり3位で8着まで走ってます。
ディープ×Storm Catののダノンキングリーと同上がりです、あの切れないで有名なジャスタウェイ産駒が。
そんな馬に破壊神ミルコデムーロ様が乗るとの事なので、3強のATフィールドをブチ破る可能性もなくはないコンビ。
その破壊力、まさにロンギヌスの槍。
母エリシオでズブい馬だとしたら、
動かせる外人ジョッキーへの乗り替わりはプラスかと。
前走最後方からなので位置取りショックで少しでも前につけれたら爆発すると思う。
おめでとう。
(エヴァンゲリオン知らない人、ふざけてすいません)
▲7ダノンキングリー
闘争心まとまり
ディープインパクト×Storm Cat
鮮度もあり反応も早く、馬場バイアスをも味方につけている。
ただ事前の考察の通り決定力とポテンシャル不足はやや感じたので、この辺の評価。
☆11レッドジェニアル
集中力闘争心
キングカメハメハ×マンハッタンカフェ
どうも精神面からはマンカフェというよりキンカメで集中力がある。
前走がただの過小人気なのでクラージュゲリエ同様ここでも集中力キンカメなら走れると思う。
ただしっかり走った前走京都新聞杯から中2週というのは引っかかるので、期待値の高いピンかパー。
注6サートゥルナーリア
闘争心、気の良さ
ロードカナロア×スペシャルウィーク
前走がやはり辛勝で闘争心ベースに集中力よりも気の良さが強そう。
そういうタイプが仮に極限を試された時に最後までやれるのか。
ポテンシャルはあるのでこなしてしまう可能性はありますが、この人気で期待値的にはあれば◎を打つにはオッズが物足らなさすぎる。
当てたい人は◎打った方がいい馬ではありますが、僕はピンかパーの見方しか出来ません。
♡9ニシノデイジー
集中力
ハービンジャー×アグネスタキオン
馬は好きですし、めちゃくちゃ強いと思う。
ミルコなら皐月取れた馬だとも思う。
頑張れ、僕は君が好きだ。
その他の短評
1 ロジャーバローズ
血統的にはハマる、でも前の馬なら圧に耐えないといけないのでそこは疑問
2ヴィント
全く無しではない、ロジャーバローズに同じ
3エメラルファイト
これは距離こなせるならばめちゃくちゃに怖い馬で、最後まで印を打つか迷った。
でも闘争心任せなので距離延長のコントロールがこの鞍上に出来るか疑問。
4サトノルークス
集中力あるタイプなら内枠の皐月賞走れてるはず。
5マイネルサーパス
これは、めちゃくちゃに怖い馬。
ハマればダノンチェイサーをなぎ倒す破壊力を持つ馬。
迷う。
8メイショウテンゲン
前走は激戦の弥生のストレスで出れず回ってきただけ、走れなくないタイミングではあるるが集中力というより体力任せなのでそこが問われる流れだだと面白い。
13ヴェロックス
考察に書いてる通り嫌いたい。
14ランフォザローゼス
血統は面白いのですが、単より複に寄った適性からは突破力が見えない、5着。
15リオンリオン
圧に耐えれない。
16タガノディアマンテ
激走続きの馬ですがここまでくると過小評価のまとまりの馬、前走が余計もストレスは吐き出しているので展開ひとつであるタイプ。
17ナイママ
自分本位の馬で強いと思うけど意味不明な使われ方し過ぎて、札幌2歳がキャリアハイ。
18シュヴァルリーゼ
東京替わりはプラス、皐月でストレス吐き出した流れもいい。
ただ集中力を問われた時にどうなるのか。
跳ね返せるほどの強い闘争心はあるのか、これは見ものです。
まとめ
すべてはこの日のために。
楽しみ方は人それぞれです。
競馬の祭典ですから、みなさんに合った日本ダービーを楽しみましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます!