2019年宝塚記念(回顧)

2019年宝塚記念の回顧になります。

 

まずはリスグラシューおめでとう!!

控えてに言って、現役最強馬です。

彼女の素晴らしいところは後で解説していきます。

 

はじめにレース質から!

 

前3F35.5後5F35.3

前5F60.0後5F58.9

 

Mペースの平坦ラップ

 

リスグラシューが強すぎるのか他が弱すぎるのか、っていうレースですね〜。

 

(※弱いとかコンプライアンス的に宜しくないのはわかってるけどあえて使っております。)

 

こういうラップで、この馬場で最も恩恵受ける馬ってどういう馬だと思いますか?

 

 

 

、、、

 

 

 

、、、

 

 

 

、、、

 

 

 

はい。

 

僕がよく使う表現で精神的に強い馬です。

タフな流れ、タフな馬場っていうのは集中力を研ぎ澄ました馬の独壇場になるべき舞台でして、今回なんてまさに!なレースでした。

 

そんな中で元々精神的な強さで走るリスグラシューはともかく、

 

エタリオウ

アルアイン

スティッフェリオ

マカヒキ

 

有力どころの精神的に強い馬が馬券にすらなってないのですよ

 

まあ元々この辺はシンプルに精神的な強さというよりも、優しやであったり安定感を裏に持つようなタイプなので、

実はカテゴライズこそここではあるがやや軽めのタイプでこの馬場でこの上がりだとやり切れなかったんでしょーねー。

 

んで、2.3着が体力系のキセキとスワーヴってのもまさにそうですよね。

 

大枠は説明出来たので各馬の回顧に参ります!

 

各馬の回顧

1着リスグラシュー

反動出がちなハーツ産駒なので強いとわかりつつ☆評価までしか出来ませんでした。

セオリーに縛られて◎打てなかった僕はまだまだだと思いますし、

◎打てた方は素直に凄いと思います。

 

そして加齢よって優しさも出て来て総合力の馬と思ったのですが、今回はそこが見えず。

 

結果的に0.5秒の着差を付けたわけですが、

精神力で走る馬は相手に負けたくないという心の強さから走る馬なのに、この着差は闘争心と精神力が強い馬のソレですよね。

 

今までに見ない挙動でびっくりです。

 

おそらく今まで後ろから行かしていた馬を番手まで先行させたことがトリガーで、

ショックによりハーツの闘争心を呼び覚ましたのかと。

 

この辺が外国人ジョッキーの上手いところですね。

ハーツ産駒が外国人でしか動かないと言われる所以を改めて痛感。

 

ダミアンくん、あっぱれだよ!

 

2着キセキ

 

特になし。

こんなもんです!

 

ただ勝ち切れないのは決めてとなる精神力に欠ける馬であって、

自分のレースは作れる好走レンジの広さはあっても決定力はない。

要は相手待ちの馬で、THE 川田将雅って馬です。

 

3着スワーヴリチャード

 

この馬やっぱり弱くなってる。

このレース質で走れるのは精神的な強さというより体力で流れ込んできただけ。

 

4着アルアイン

カテゴリー的に精神力の馬でも裏に持つ安定感から走り切れない中でも、

ここにまとめてくるのは非常にいい馬。

ストレスもあったしこんなもんっちゃこんなもんですが、今後も絶対買える馬。

普通に強い。

 

5着レイデオロ

タイプ的にはキセキに似てるんですが、

キセキより体力落として闘争心に寄ったタイプと見てたのですが、

歳を重ねたせいか以前のような躍動感というのはあまり感じなかった。

 

オールカマーとかは走ってもよさそうですが、その後の秋天とかJCでは手が出しづらい馬です。

 

6着ノーブルマーズ

精神的と優位性のある体力で滑り込んだ形。

って書くと弱そうに見えますが強い馬だと思う。

枠や臨戦的に良くはなかったので見直しはできる馬。

 

7着スティッフェリオ

見えないだけで強い精神力の馬かと思ってました。

が、少しの強目の精神力と体力ある馬という認識でよさそう。

 

8着クリンチャー

リズムが悪いから何やってもキツイ。

取り敢えず逃げてみろって。

 

9着エタリオウ

この馬については色々思う。

 

一つは、ミルコ→ノリさん。

 

本質的には精神力と闘争心がない馬で、

ミルコが付与していた破壊力というものが一切見えなかった。

 

あとは前走春天。

 

これを2番人気4着と一見人気より走っていないからストレスが抜けたと見たのですが、

後方ポツンから追い込んで4着というのは実はかなりストレス残る負け方であり、

今思えば心身ともにレースに向かっていける状態ではなかったのかと思う。

 

しかし、破壊力じみたものがあれば乗り越えてくれると思っていましたが、

ミルコが持たせていたものであってエタリオウのものではないので、見事にストレス疲労の煽りを受けた。

 

あとあの2着癖っていうのは勝負根性で持たせているように見えて、

体力でゴリ押しした結果差し切れず2着で、

たまたまなんだと思う。笑

 

本当に勝負根性ある馬であればこの不利な臨戦は跳ね返してこれたと思うし、

ていうか勝ったリスグラシューがまさにそうだし。

 

なのでノリさんが悪いとかでなく、

ミルコありきの馬になんすよね〜。

(サートゥルナーリア同様。)

 

10着ショウナンバッハ

元々足りない、妥当。

 

11着マカヒキ

こんなに負ける?

前走がハマりにハマったのはわかるけど、

反動だとしてももう少し上の着順は確保できるレース質だったと思う。

 

12着タツゴウゲキ

精神的に強さの見えるいい馬ですから、

なんとかして立て直してほしい。

まだ夏競馬ならまだやれるぞ!

 

まとめ

 

次走の狙い目あげましょうか。

 

休み明けレイデオロ

格下戦スティッフェリオ

 

他はもうワンクッション入れてから、というところですかね。

 

何より、、、

 

令和一発目のグランプリレースは、

プレゼンターの松坂桃李さんの桃から2頭。

令和=018、1.8枠決着。

八村塁くんの八。

 

ということでした☆

 

真面目な話、小頭数という盛り上がりに欠けるグランプリレースでしたが、

リスグラシューという名馬を見れてよかったです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!